”天下り”が解禁!それでいいの?後藤市長!
吹田市では、天下りを制限する方針が前市長によって定められていましたが、後藤市長はこれを見直す考えであることが9月議会の質疑(えのき内の個人質問)で明らかになりました。
現在の天下り規制方針の内容は主に2点あり、①市から外郭団体等へ再就職のあっせんをしない、②個人で再就職することの自粛を要請する、というものです。
要するに、市は天下りに協力せず、職員には自ら天下りしない様に求める内容で、一部抜け道がありましたが外郭団体への一般職退職者の天下りがゼロになっており、方針は大変意味のあるものでした。
このたびの答弁は、②の自粛要請を解除し、今後は癒着の制限を設けながら適正な再就職を管理するというもので、事実上、天下りを解禁とするものです。
市民から見て公務員は、税金から多額の退職金を受け取りながら、さらに退職後に第2のポストまで与えられる、まさに特権であり、さらに元職員という立場を利用して不適切な癒着が行われるのではないかという疑惑をもたれるものです。
当然、天下りを許すわけには行きません。
今後、大阪維新の会は、実際に天下りが行われることがないか、継続的に確認するとともに、天下り規制条例の提案も含め徹底的な天下り廃止を求めていきます。