本日(令和4年10月26日)、10月臨時議会が開催され、「政務活動費の不明瞭な入出金等に係る調査特別委員会」いわゆる百条委員会の設置が議決されました。
百条委員会の採決は、無所属クラブ(1名)と吹田新選会(3名)が反対、大阪維新の会・吹田(3名)と市民と歩む議員の会の1名が退席。
結果
賛成 25名、反対 4名、退席 4名
大阪維新の会・吹田は退席するにあたり、討論にて以下の通り市議団代表である橋本潤議員が意見を述べました。
大阪維新の会・吹田 退席理由
私ども会派の政務活動費の取り扱いに起因して、吹田市議会の信頼を損なった事、深くお詫び申し上げます。
会派として当該行為を為した元議員に対して、事態発覚以来、調査を進めてまいりましたが、会派として、調査に関する権限は十分ではなく、調査が停滞している部分もございました。
対象の行為は元議員が行ったものであり、また、誤りにとどまらず、不適切であったり不法行為であったりする可能性もあると考えます。
いわゆる百条委員会設置により、調査を進めることが出来ることは私どもの会派も希望するところであります。
調査を進め、市議会の信頼を取り戻すことは、私どもの会派こそが、最も取り組む必要がある会派であると存じます。
しかしながら、この度の設置条例案が可決された際は、我々の会派からは委員を選任しないことを前提とした提案であります。
その理由は我々の会はメンバーや元メンバーが調査の対象になる可能性があるためとの事です。
もちろん、我々も理解ができる理由です。
この度のご提案は私共が調査される側という構図が前提でのご提案ですので、その必要性の判断をする本案の採決には参加せず、他の議員の皆様に、その判断を委ねさせていただきたく存じます。
委員会が設置されました場合は、委員とならずとも、私共の会派は調査に最大限に協力し、吹田市議会の信頼回復、また再発防止に努める所存でございます。